7月1日より夏季集中講座を開講します

軍靴の響きが再び聞こえ始めようとしているこの夏に、戦争に抗い、記憶を繋ぐ表現と手段を持ち続けるため、夏季集中講座として、レクチャーを開講します。

■7月1日(土)19:00《越境し共謀するアーティストたち(戦前編)──エロシェンコと宮城与徳》
講師:小倉利丸 | 場所:高円寺12号店
過酷な時代ですら私たちの今の時代を凌駕する、国家に抗する行動がありえたことを再認識しつつ、私たちにはまだまだ多くの共謀の可能性があるのだ、という勇気と展望を彼らの生き方と表現から掴みたいと思います。
http://wp.me/p8lNlU-84

■7月2日(日)16:00《美術が繋ぐ広島・沖縄──原爆の図丸木美術館と佐喜眞美術館》
人間と戦争をテーマとし、記憶の忘却に抗う丸木夫妻の作品を常設展示するふたつの美術館の学芸員が、平和をつくる美術とその作品を収蔵する美術館についてレクチャーします。
講師:岡村幸宣、上間かな恵 | 場所:高円寺12号店
http://wp.me/p8lNlU-8e

■7月15日(土)19:00《転換期の文化と運動 ──版画運動・ルポルタージュ絵画・創造美育》
転換期は傍観を許さず、参加せざるおえない意味を持つ。その中を生きている意識は、どのような表現を呼び起こし、どのような表現を必要とするかを、50年代を中心に考えていきたい。
講師:ジェスティー・ジャスティン | 場所:新宿IRA
http://wp.me/p8lNlU-cg

■7月16日(日)《プロプライエタリ社会をハックする ──芸術・文科系のハッキング術》
ネットのややこしい「技術」なんか知ったこっちゃない、便利ならとりあえずいいか…というアクティビストのための、それって、結構ヤバいんじゃないかということを巡るレクチャー&トーク
講師:小倉利丸、上岡誠二 | 場所:高円寺12号店
http://wp.me/p8lNlU-bx

■7月29日(土)《インドネシアのアートと社会運動 ──「人々のためのアート」の系譜》
講師:徳永理沙 | 場所:新宿IRA