ヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』を読む

9月5日(水)からヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』を読みます。
※晶文社『ヴァルター・ベンヤミン著作集2』佐々木基一編 高木久雄・高原宏平訳 1970年

「複製技術時代の芸術」(Das Kunstwerk im Zeitalter seiner technischen Reproduzierbarkeit)は、ドイツの文化評論家ヴァルター・ベンヤミンが1936年に著した評論である。この評論はカルチュラル・スタディーズやメディア論の領域に大きな影響を及ぼした。「芸術の政治学における革命的な要求の定式化に有用な」芸術理論を説明するために生み出されたものだとベンヤミンは書いている。(wikipediaより)

【著者について】(ヴァルター・ベンヤミン著作集2より)
ヴァルター・ベンヤミン (Walter Bendix Schoenflies Benjamin)
一八九二年ベルリンのユダヤ人の富豪の家に生まれる。高校時代から急進左派の学生運動に参加する。ベルリン大学およびフライブルグ大学で友人エルンスト・ブロッホなどと共に哲学を専攻。第一次大戦後ベルリンで「新しい天使」という名の雑誌の刊行を企画するが、実現しなかった(この名は現在かれの選集のタイトルに採用されている)。一九二五年フランクフルト大学に提出した大学教員資格論文が拒否され、以降アカデミーにおける研究活動の道を閉ざされる。その後「フランクフルター・ツァイトゥング」文芸欄や「リテラ―リッシェ・ヴェルト」誌を中心にエッセイ・評論などを書くかたわら、ボードレール、ブルーストなどの翻訳に専念。この頃、マルクス主義者としての彼の自己形成はほぼ決定的なものとなった。モスクワに旅行する前後してマックス・ホルクハイマー、テオドーア・W・アドルノ、ヘルベルト・マルクーゼさらにベルトルト・ブレヒトらと親交を結ぶ。三三年ヒトラー政権樹立と共にパリに亡命を余儀なくされる。三五年、同じくパリに亡命していたホルクハイマー主宰「フランクフルト社会科学研究所」に正規の所員として迎えられ、四〇年のドイツ軍パリ進駐まで、ここに拠って彼の生涯の最も重要な研究活動に従う。四〇年、パリ陥落のために亡命者の一群に加わってスペインに向かう途中、ピレネー山中のスペイン人部落において、フランスに送還し、ゲシュタポに密告するという恐喝を受け、服毒自殺。

第1、第3水曜日 20:00〜21:30
素人の乱12号店|自由芸術大学
杉並区高円寺北3-8-12 フデノビル2F 奥の部屋

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