螺旋状のコレクティブ:A3BCレポート

A3BC(反戦・反核・版画コレクティブ)は2014年8月に新宿一丁目にあるインフォショップ”IRA”で結成した。南は沖縄から北はケルンまで、A3BCは様々な土地を訪れた。反戦・反核をテーマにした版画ワークショップには、毎回DiYカルチャーを継承し創造する仲間が集った。そこでは、木版画をメディアに円環的なコミュニケーションが生じ、中心がずれながら螺旋状にその場の空間が創作熱で満たされ、仲間になっていくのだ。本トークイベントのイントロは、A3BCの活動内容の実態についてのプレゼン、そしてメインは、濃密で自律したオルタナティブな共同体を版画で作ってきたA3BCメンバーが、これまで訪れた各地のレポートである。

★A3BCのこれから
圧力には反発する螺旋状のコレクティブA3BCは「アジア版画コレクティブ展(仮)」の実現を目指して、6畳大の大作版画を目下制作中。彫師募集中!

日 時:2018年5月12日(土)19:00~21:00 17:00 開場
※A3BCの作品展示とTシャツ販売も行います。
会 場:素人の乱12号店|自由芸術大学
参 加:カンパ+ワンドリンク
講 師:狩野 愛

狩野 愛
アート・アクティヴィズム, ソーシャリー・エンゲイジド・アート研究。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジMA in Culture Industry修了。芸術、政治、参加、メディアの関係性を、実践と理論の往還を通して思索する学際的な研究者を目指しています。

■アート・アクティヴィズム関連の著作
“Trans Local Networking of DIY Art Collectives from Asia to Europe—The Case of A3BC” in FIELD: A Journal of Socially Engaged Art Criticism (8) Fall 2017
「トランスローカルなDIYアート・コレクティブー木版画をメディアにしたA3BCの事例研究ー」武蔵野美術大学研究紀要 (47) 2016年3月
「アートアクティヴィズムの可能性 —ブライアン・ホームズの理論を中心にー」『音楽文化学論集』(4) 2014年
「ろくでなし子に見るアート・アクティヴィズム」『ジェンダー、ジェニター、ジェニタリアーろくでなし子トリビュート』展示カタログ、2015年
「声をあげるかあげないか」『 +journal エス・エー・プラス 声と芸術生産』(2016年3月)
その他、学術論文やエッセイの翻訳、現代アートのアーティストとのコラボレーションも行なっています。
http://geidai.academia.edu/AIKano